【入力デバイス】

常に低いグリップ力と相談しながらの操作となるので、非常に微妙な操作が必要となります。アナログデバイスが必須と思ってください。アナログでもなるべく分解能の高いものを選びましょう。MicrosoftのForceFeedBackWheelはベダルの分解能が低いらしいです。

【あるといいもの】

ヘッドフォン…タイヤのスキール音を聞き分けるのにあると良いです。
高さ調整機構付きの椅子…正しいドライビングポジション？を取るためにあるといいでしょう。

【ドライビング講座】

まずはじめに

ＧＰＬではドライバービューと後方視点が選択できますが、レーシングシムとしてやるつもりなら絶対ドライバービューでプレイしましょう。

１、加速

タイヤのグリップ力は縦方向（加減速）と横方向（コーナリング）を直行軸にした摩擦円の中でしか発揮出来ませんので縦方向グリップを最大限に使いたい時（低速ギヤでのアクセル全開、フルブレ−キング）時はステアリングは真っ直ぐが基本です。ホイールスピンが起きたらホイールスピンがおさまる分だけアクセルを戻してグリップ力と相談しながら再度踏み込みます。ステアリングが真っ直ぐでも１〜２速ではホイールスピンが起きやすいので注意が必要です。

２、コーナリング

コーナリングは一つの円で旋回する「定常円旋回」が基本ですので、ブレーキは直線部で終了し舵角は一度で決め、アクセルは一定の速度を維持する分だけ踏み込むのが理想です。C.P.につく直前からステアリングを戻し始めてアクセルをジワジワと踏み込みます。ここでアンダーステアが出たらアクセルを戻します。急に戻しすぎるとリヤのグリップを失ってオーバーステアになりますので気をつけて下さい。オーバーステアが出た場合はアクセルを戻すのが基本ですが、いきなり全閉するよりも若干踏んでおいたほうが挙動がゆっくりになるので立て直しが楽です。オーバーステアが大きい場合はカウンターステアを当てますが、カウンターステアは当てることより戻すことの方が重要で、横滑りが止まった瞬間に光の速度で戻します。戻し遅れると逆方向におつりをもらい、蛇行してしまいます。また大きなカウンターステアは減速を招き、タイムロスにつながりますのでステアリングを中立位置に戻す＋α程度のものが理想と考えてください。まずはカウンターを当てて戻すのに徹底的に慣れることです。

３、減速

減速は耳が命です。（＾＾；）。フルブレ−キング時はスキール音を聞き分けてロックポイントを探ります。ロックしたら解除する分だけ踏力を緩めて、また踏み込んでゆくことを繰り返します。ドライバービューでプレイしている場合はフロントタイヤの回転状態を目の端っこで見ながらロックを確認することができます。レース時はロックすることも考えてブレ−キングポイントは早めに設定しておきましょう。ブレ−キング時はステアリングは真っ直ぐが基本ですので直線部で完全にブレ−キングを終了してコーナー進入に備えましょう。あと、左足ブレーキは必須です。

４、タイヤの温度

ＧＰＬではタイヤの温度が非常にタイムに効いてきますのでタイムアタック時は充分タイヤを暖めてやることが必要です。コースによって適正周回数は変化します。１周目は非常にグリップレベルが低いので充分注意が必要です。

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