いよいよ走行を開始します。いきなり大迫力の画面が登場します。これはコクピット（ドライバー）視点になります。車種はロータスのものです。車種によってコクピットやミラーの形などは違います。普通はこの視点でのプレイになるかと思いますが、F10キーでCHASE視点にも変更が可能です。尚、このページで使用されている画面は全てVoodoo2での画面になります。
上の写真ではドライバーの腕が見えておりますが、ステリングを切った状態では下の写真の様にコクピット真ん中のタコメーターが腕に隠れて見えなくなる場合がありますので、気になる人はオプションで消すことも可能です。しかし心地よいエンジン音のお陰で音でシフトタイミングを計ることが充分可能です。シフトチェンジの際はこの腕が右側にあるシフトレバーにニョキっと伸びてチェンジします。
さて実際に走り始めるとまずその挙動のナーバスさに驚くかと思います。これをゲームだと思って購入した人はまともに走れるようになる前に、いや1周する前に投げ出してしまうかもしれません。それ程にゲーム的な操作は御法度であります。とにかくジワーっとした操作が基本です。（キーボードやパッドでの操作ははっきりいって難しいですね）しかしレーシングシム全般にいえることですが、ステアリングや各ペダルの操作に対してヨーの立ち上がりやロール感、Ｇの変化などが直接感じ取れないため、どうしても車両の挙動としてはっきりと動作が始まってから（画面に変化が現れてから）の操作すると、どうしても挙動に対する操作の遅れが出がちであります。しかしこのシムに関してはそんな心配はご無用です。音がそれを補ってくれます。限界が近づくとスキール音がしますので、それを手がかりにしてやれば、そのうち充分コントロール出来るようになってきます。最初はカウンターステアを当てるタイミングとか量、戻すタイミング、ブレ−キングのロックポイント等がわかりにくいかもしれませんが、それも慣れの問題かと思いますので、充分走りこんで慣れてください。
